パソコンパーツの中でも選びにくい電源ユニットですが、メーカー・規格サイズをご紹介していきます。
Contents
1.規格サイズ
電源ユニットには、様々な規格とサイズがあります。
今回は主な規格2つを紹介します。
規格 |
※サイズ(幅×高さ×奥行) |
概要 |
ATX 12V | 150×86×140 | 現在主流の電源ユニットです、基本的にはコレでOK |
SFX 12V | 100×50×125 | こちらはMicro ATX電源などと呼ばれることもありますが、小型PCケースなどに搭載されることが多くサイズもATXと比べ小さいです |
※商品により奥行が違う場合があります。PCケースの奥行を確認しましょう
この他にもいくつか規格がありますが、基本的にはこの2規格を知っていると問題ないと思います。
サイズが小さいからと言ってパワーが弱いと思われがちですが、ATXにも負けないパワーのSFX電源も沢山でているので安心してください。また、SFX電源に関してはATX変換アダプタなんてのもありますので、ATX用のケースにも取り付け可能です。
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2.電源コネクタの種類・数を確認する
1.ATX 20+4P(メイン コネクタ)
マザーボードに差し込みます。
20ピンと4ピンに分かれており計24ピンのコネクタになります。
古いタイプのメインコネクタが20ピンで、新しいタイプが24ピンとなっており古いタイプでも対応できるように20ピンと4ピンで分かれています。
2.ATX 4+4P(12V コネクタ)
CPU供給用のコネクタです、こちらもマザーボードに差し込みます
CPUはより多くの電力を消費しますので、メインコネクタとは独立したコネクタになっております。マザーボード側で4ピンタイプと4ピン+4ピンの計8ピンの物があり、メインコネクタ同様対応できるよう分離してます。
3.PCI-E 6+2P(PCI Express コネクタ)
グラフィックボードに差し込みます
全てのグラフィックボードに取り付けるわけではなく、ミドルクラスくらいから電力消費が多くなりますのでその際にグラフィックボードに直接差し込みます。
こちらも6ピンと2ピンに分離してます。また、ハイエンドはグラフィックボードではこちらのコネクタが2本必要な場合もあります。
4.SATA(シリアルATA コネクタ)
HDDやSSD、DVDドライブなどのコネクタで直接差し込みます。
一見フラットなコネクタですが、差込口はL字になっており、裏表左右間違えないように設計されております。
5.Peripheral 4P(4ピンコネクタ)
・・・IDE規格の部品HDD.DVDドライブなどに使用しますが、SATA規格の登場により出番は少なくなり控えに回ってます。ただし、ケースFANコネクタが4ピンの場合もあり出番はまだあります。
他にもコネクタがありますが、旧式のもので使わない場合が多いので省略させていただきます。
注意点
HDDやSSDを増設するユーザーさんはSATAコネクタの本数を確認したほうがいいです。まぁ、増設ケーブルや延長ケーブルも商品化されているのでなんとかなりますが(´・ω・`)